母の日の贈り物

皆さん、こんにちは。

絶対喜ばれる心のこもった贈物選びをご提案するサイト、プレゼントソムリエをご訪問下さり、有難うございます。

さて、5月の第二日曜日と言えば・・・母の日

沢山の感謝を込めて、母の日の贈り物を考えている方も多い事でしょう。

ところで・・・母の日の由来をご存知でしょうか?

母の日の由来は、1907年にアメリカでアンナ・ジャービスがお母様の命日に、教会で信者にカーネーションを配ったのが始まりとされており、今では母への感謝と愛情を表すとし、母の日は世界中に広まっています。

そんな母の日の由来を踏まえ、母の日、更には父の日の本当の意味について、興味深い記事を目にする機会が有りました。

母の日・父の日のトリビアとしてご紹介したく、こちらでシェアします。

以下、引用。

母の日と父の日の本当の意味、知っていますか?

5月の第二日曜日は母の日、そして6月の第三日曜日は、父の日だ。

母の日、父の日は、自分たちの親への日頃の感謝を伝える日。

赤いカーネーションなどの贈り物を送ろうと、街は華やぐ。

生きている子から、生きている両親へ。

そう捉えられがちなこの二つの記念日。

だが、本当の「母の日」と「父の日」の意味は少しだけ違う。

はじまりは、亡き母と父を悼む日として

「そもそも母の日は、母親を亡くした女の子が、感謝の気持ちを伝える為に始めた事がきっかけだったんです」

そう話すのは、死別を経験した人たちが必要なサポートを受けられるために活動する社団法人「リヴオン」代表理事の尾角光美さん(33)だ。

母の日が始まったのは1908年の事。

アメリカ・フィラデルフィアの教会で、ある女性が「亡き母を追悼したい」と、母親の好きだった白いカーネーションを配ったのがきっかけだとされている。

実は、父の日もその流れを引き継いでいる。

母親を亡くし、父親に男手一つで育てられた女性が発案者。

父を亡くした後に「母の日」の存在を知り、1909年から始めのだという。

「この事を知った時、思ったんです。『私たちも主役じゃないか』って。生きている子と、生きている母親だけが何かをする日だという訳じゃなかったんだと」

由来を説明してくれた尾角さんがそう語るのは、自身も母親を自死で亡くしているからだ。

母親が亡くなったのは、自身が浪人生だった2003年。

母の日に初めてプレゼントを渡した、10ヶ月後のことだった。

レストランでバイトをして貯めたお金で買った「大人っぽい、ハンドバッグ」だったという。

自死した時、母親はそのバッグを持っていた。

尾角さんは言う。

「それ以来、母の日は自分には関係無いものだと思っていたんです。ただ、その日に傷つくという事は有りませんでした。だって、友達と話していて母親の話題が出るたび、日々傷ついていたから」

本当の母の日を伝えたい

母の日が始まって101年目だった2008年。

「本当の由来」を同じ境遇の人たちに知ってもらいたいと始めたのが「母の日プロジェクト」だった。

母親を亡くした経験を持つ人たちから、メッセージを募るというもの。

病気や自死、事故、災害など、死別の理由は問わない。

保護者を亡くした子らを支援する「あしなが育英会」で知り合った仲間たちとプロジェクトを始めると、予想以上の反響があった。

「母の日は辛かった、泣いていた、花屋の前でゾッとしていたーー。そんなたくさんの声が集まってきたんです。そういう人たちを救う為にも、本当の母の日の意味を伝える事が大切なのだと、気がつく事が出来ました」

「メッセージは、小学生から90代のおじいちゃん、おばあちゃんまで幅広く集まりました。内容も母親に感謝をする人、恨んでいる人、悲しみ続けている人と様々です」

感謝だけじゃなくたって良い

例えば、ここ数年で集まったメッセージにはこんな内容がある。

母親(41)を自死で亡くした男子高校生(16)の場合はこうだ。

”母さんは母の日に自分で自分の命を絶ったけど、その前の年みたいにカーネーションを渡していれば、今も母さんがそばにいたのかもって後悔する時も有る。
でもまぁ、鬱で苦しんでいた母さん自身は楽になれたのかなぁとも思うよ。天国では寝てばっかりいないで好きなことして楽しんでね。
母さん、大好きだよ!いつもの場所で見守っててね。家族仲良く過ごしていきます!ではでは、また話そうね”

37歳の母親を病気で失った女子高生(18)は、母の日にこう言及する。

”誰かに同情されるなんて大キライだけど、今年の母の日は、白いカーネーションを買おうかなと思います。そしてまた、星空を見上げることにします。
私の夢は、大好きな彼と結ばれて、自分達の子どもと満点の星空を観ること。そして、あなたのことを話すよ。「ママのママはね」って。
それまで、笑って泣いて、生きていく”

尾角さんは言う。

「母の日も父の日も、皆が皆、感謝をすれば良いという日ではないんです。憎んだり、恨んだりしている人だっているから。自分と親の関係を見直す場であっても良い」

「出来て当たり前の様に言われる事が多いけれど、死を乗り越え、立ち直る必要も無くたって良い。亡くなった人と共に生きていく、それが大切な事だと思います」

生き続ける「母と子」の関係

毎年の様にプロジェクトにメッセージを送る人には、そうやって関係を見つめ直そうとしている人もいる。

虐待経験がある、この女性(27)もそのひとりだ。

”叩いてばかりのお母さん、どんなに頑張ってもけなしてばかりのお母さんなんか、大嫌いだった。今でも嫌いだよ。許せないよ。
だけど、もしもう一度会えることが叶うなら、その時は言っておきたい言葉がある。
とてもシンプルだけど、とても大切な言葉。それなのに、言い損なってしまった言葉。
お母さん。大嫌いだけど・・・大好きなお母さん。
「ありがとう」”

メッセージは毎年、ひとつの冊子にまとめている。

尾角さんはこうも語った。

「このプロジェクトを通じて教えてもらったんです。どんな亡くし方をしていても、どんな歳であっても、親と子という関係は生き続けるんだって」

如何でしたでしょうか?

母の日の由来、『1907年にアメリカでアンナ・ジャービスがお母様の命日に、教会で信者にカーネーションを配ったのが始まり』とされている事については、当サイトでも何度かご紹介してきました。

それをきっかけに、母への感謝の日として世界中に『母の日』が定着したのは、本当に素敵な事だと思います。

そして、母の日の由来を知り、母の日が素晴らしい日だと改めて思った方も多いのではないかと思います。

母の日に関して、『母の日商法』と批判的な方がいらっしゃるのも事実の様ですが、この母の日の由来を知れば、少し見方も変わるのではないでしょうか。

そして・・・この様な記事も。

母への感謝を表す『母の日』のはじまりをご存知ですか?

5月の第二日曜日の母の日は、日頃の母の苦労を労り、母への感謝を表す日。

小さいころ、母にカーネーションをプレゼントした記憶が甦ってきます。

昨今では、世代や性別にかかわらず、さまざまな形で“母に感謝を伝える”よいタイミングとして、親しまれていますね。

この記念日はだれの、どの様な想いの下に始まったか、皆さんご存知ですか? 

“世の母親に感謝を表す記念日”をつくりたい

5月の第2日曜日は「母の日」ですが、母への感謝はいつも変わらないもの。

母親への日頃の感謝を表す日として親しまれている母の日ですが、起源は20世紀初頭のアメリカにあるそうです。

フィラデルフィアに住むアンナ・ジャービスという女性がきっかけとなって、この記念日は作られました。

彼女自身、母親思いの女性でした。

アメリカ南北戦争中に傷ついた両軍の兵士たちを救援・看護し続けたアンナの母。その最愛の母親を1905年5月に亡くしました。

敬愛してやまない亡き母を偲ぶ日々の中でアンナは、“世の母親に感謝を表す記念日”をつくりたいと思い立ちます。

このアンナの発想をきっかけに、周囲の助力も手伝って、1908年5月10日、アンナの母が長年教鞭をとっていたウェストバージニア州グラフトンの教会で「母の日」を祝う会が催されます。

アンナは母が好きだった白いカーネーションの花を祭壇に捧げました。

これが「母の日」の始まりだといわれます。

亡き母を偲ぶ心から始まった「母の日」の輪。

この祈りは、やがてアメリカ全土に広がり、ついには1914年、ウィルソン政権下の連邦議会で5月の第2日曜日を「母の日」と定める法律が可決されたのです。

翌1915年の施行によって初めて国家規模で認められた「母親のための記念日」誕生となりました。

日本においては、戦後にアメリカに倣って、5月の第2日曜日を「母の日」と1947年に制定されたといわれています。

以来、“世の母親に感謝を表す記念日”として親しまれるようになりました。

『母の日参り』に広がる共感の輪

アンナ・ジャービスの敬愛する亡き母を偲ぶ想いから生まれた「母の日」。

そんな記念日の由来に心を合わせるかのように、最近、ゴールデンウィークから母の日にかけての季節に、亡くなられたお母さんの墓前を訪ねる『母の日参り』の習慣が広がりを見せています。

亡き母を偲ぶ新たな祈りの文化『母の日参り』。

この慈しみの芽を大切に育てていこうと今、業界の垣根を越えた有志企業・団体も“新ムーブメント”として注目しています。

母を想う気持ちは亡くなった後も生前と変わりがない。

令和になった今年の「母の日」を機会に、お母さんの好きだったお花・好物を持って、在りし日に想いを馳せながら、改めて伝えに行きませんか。

如何でしたでしょうか?

母の日の由来を解り易く解説しつつ、亡くなったお母さんを悼む為の『母の日参り』を提案している記事。

お母様を亡くされている方は・・・おそらく毎日、亡きお母様の事を思い出す、亡き母を思い出さない日は無い事と思います。

その感謝の想いを抱いての母の日参り、素敵な提案だな・・・と思いました。

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