お正月の楽しみと言えば・・・おせち料理
普段は離れて暮らしている親戚が集まり、そして皆で囲むおせち料理は、まさに日本の伝統が育んだ一家団欒のひと時になります。
とは言え、家庭でドラマの中の様なおせち料理を準備しようと思うと、お母さんの負担がとんでもない事になります。
特に、お嫁さんにとっては義実家でのお正月は苦手という方も多い事でしょう!
実際、お正月に旦那さんの実家に行き、男性陣やトメウトメ、コトメたちだけがテレビを見ながら楽しそうに食事をし、嫁の自分ばかりが料理の準備や後片付けや給仕をさせられたというケースは多々有る様です。
世の殿方に申し上げますが、自分の実家は嫁さんにとっては他人の家!
自分の実家に行くだけで、嫁さんは物凄い気疲れをしているのですから、自分の嫁さんは自分が守らなければいけません。
自分の親や兄弟姉妹だけがワイワイ食事し、自分の奥さんだけが食事の準備や後片付け、給仕をしていた場合、後に嫁さんの大爆発を誘発する事を警告しておきます。
という訳で、本当の一家団欒のひと時を演出する為には、おせち料理はプロにお任せするのが一番です。
管理人プレゼントソムリエは先日、おせち料理でお馴染みの博多久松の『2020年 新春おせち』試食会に参加する機会が有りました。
この時に、博多久松の社長・松田健吾氏と、博多久松の女性社員さんに、博多久松の事、そしておせち料理の醍醐味について詳しくお話を伺ってきました。
上の写真の左が博多久松の松田健吾社長で、右が博多久松の女性社員Y女史になります。
博多久松の松田社長のお話で、とても印象に残っているのが
おせち料理は出来立てでなくても美味しい、冷めても美味しい、冷たくても美味しい必要が有る!
という事。
料理の腕に自信が有るという方でも、『冷めても美味しい料理、冷たくても美味しい料理を作れ!』と言われた場合、ムムムッと唸ってしまうのではないでしょうか?
この記事を最後まで読んで頂ければ!
親戚が集まっての饗宴、そして、年始の挨拶で来たお客さんに振る舞っても必ず喜ばれる博多久松のおせち料理の全てが解る内容となっています。
是非、最後までお付き合い下さい。
博多久松の松田健吾社長が語る博多久松とおせち料理
改めまして、上の写真が博多久松の社長、松田健吾氏になります。
因みに、松田社長が手になさっているのは、今回の試食会でご馳走になった博多久松のおせち一人前になります。
実は、当サイトに松田氏が登場するのはこれが3度目。
上の写真は、松田社長が当サイトに初めて登場した時の一枚です。
因みに、この時の肩書は常務でした。
先ずは、社長に就任された松田さんに博多久松の沿革について伺いたく思います。
博多久松について
松田社長、今日はよろしくお願いします。
先ずは・・・社長さんに就任なさったとの事、おめでとうございます。
有難うございます。
実は今年、私が不惑、そしてこれまで社長だった母が古希を迎えまして、これを機に代替わりというのは既定路線だったのですが、そこに元号が令和になるという事で、非常に縁起の良さを感じながら、新しい第一歩を踏み出せたと思っています。
令和元年に併せての社長就任だったのですね!
新しい元号を迎えると共に、新社長となって出発する博多久松の発展に期待しています。
博多久松の沿革
まずは、博多久松の沿革について教えて下さい。
博多久松は、昭和57年に和食の料理人だった父が起こした会社になります。
博多久松の名前の由来
博多久松の名前の由来も教えて頂けますでしょうか?
私の父の名字が『松田』で、私の母の名前が『久美子』と言いまして、母の名前の『久』と、我が家の名字の『松』から『久松』と名付けられました。
業務用の仕出し料理としてスタート
博多久松の創業当初は、割烹仕出しが中心でした。
例えば、博多久松の有る九州では、結婚式と言えばタイの姿焼き(塩焼き)を出すのが伝統で、その様な結婚式の料理等を作っていたのです
創業以来、博多久松では長い事、業務用として、ホテルや料亭向けの仕出し料理を作っていたのですが、博多久松の名前が少しずつ知られていくにつれ、有り難い事に博多久松の料理を食べたいというお声が届く様になってきました。
そこで、2004年より自社で企画、自社で製造し、自社で販売する製造小売業をインターネットでスタートさせました。
初年度は、それまで一部のお得意様だけに販売していたおせち料理を90個作ったのですが、あっという間に完売。
翌年2005年は2500個作り、これもあっという間に完売。
さらに翌年、2006年は1万個作りましたが、これもお陰様で即完売となりました。
そして、2017年には、15万個のおせちを完売しております。
博多久松の拘り
博多久松では、月並みな言葉かもしれませんが、味と素材に徹底的に拘っています。
料理長の目が隅々まで行き届く調理場
2004年の販売開始以来、販売数が90個から15万個へと増えた博多久松のおせち料理なのですが、実はずっと同じ施設で作り続けています。
博多久松のおせち料理を作っている調理場は、小さくて狭いです(笑)
お陰様で、おせち料理は毎年完売していますので、調理場を改装するなり広くし、もっと沢山作り、販売個数を増やせば・・・という意見も有るのですが、やはり、和食の料理人の父の目が届く板場、父の矜持の籠ったおせちを作り続けたいと拘った場合、今以上に広くするのは芳しく無いと考え、おせちを作り始めた時と同じ板場で作り続けています。
中国産主原料不使用
博多久松の素材の拘りなのですが、博多久松では中国産を使用していいません。
これは、2005年にお客様から頂いた要望を実現し、それ以来貫いている拘りになります。
そして、昨年からは合成着色料、ソルビン酸(保存料)の使用も取り止めました。
お客様からの要望に、なるべく応えるべくして生まれた博多久松の素材、そして安全への拘りになります。
プロの作るおせち料理
家庭の主婦と、プロの作るおせち料理の違いはどの辺になりますでしょうか?
一言で言えば、味と品目の多さですね。
博多久松のおせち料理を作ろうと思ったら、火の口・コンロが3~4つでは到底無理です(笑)
多種多様な料理を、お母さん1人にやらせたら大変です(笑)
それともう一つ!
もしかすると、これがプロの技になるのかもしれませんが、おせちの場合は冷たいまま食べても美味しいのが前提となります。
冷めても美味しい料理というのは中々難しいのでは、と思います。
博多久松のおせちを用意して頂ければ、お正月のおもてなしはお餅を用意しておけばOKです。
例えば親戚や来客が有った際、博多久松のおせちとお雑煮を出せば完璧です。
出来立てでなくても美味しくて、冷めても美味しい、冷たくても美味しい料理・・・
これは、相当な料理の腕自慢にとっても、大変に難しい課題になるのではないでしょうか。
これだけでも、おせち料理はプロの技にお願いすべきだな・・・と思ってしまいます。
引き続き、博多久松の女性社員Y女史に博多久松のおせちについて語って頂きます。
博多久松の女性社員、Y女史が語る博多久松とおせち
改めまして、上の写真が博多久松の女性社員Y女史になります。
博多久松のおせちの特徴
Yさん、今回は女性視点で博多久松のおせち料理について語って下さいませ。
先ずは、博多久松のおせちの特徴を教えて下さい。
お客様の事、実際に博多久松のおせち料理を食べる皆さまの事を一番に考えている事が、博多久松の矜持と特徴かと思います。
弊社では、お客様から頂いた声を翌年のおせちに反映させるべく、一年かけておせち料理のアイディアから練って作り上げています。
因みに、中国産を不使用にしたのもお客様の声からでした。
博多久松のおせち料理のお勧めポイント
博多久松のおせち料理のお勧めポイントはどの辺になりますでしょうか?
幅広い年代の方がおせちを囲んで、一緒に楽しんで食べて頂ける事になるかと思います。
年配の方は和風、女性や子供は見た目も可愛らしい洋風のおせちと、豊富なメニューと品数の多さは、一家団欒をいざなってくれる内容になっています。
女性視点で見てのプロのおせち料理
因みになのですが、Yさんは料理はなさいますか?
はい。お料理は大好きです。
大変失礼ですが、料理歴と腕前を伺っても宜しいでしょうか?
本格的にお料理を始めたのは高校生の時で、毎日自分のお弁当を作っていました。
そして、大学時代より1人暮らしをしているのですが、ずっと自炊しています。
そんな私が大学で専攻したのが栄養学でして(*^▽^*)ゞ
私は栄養学科を卒業しているので、お料理に関しては、腕も知識も自信は有ります。
(〃゚∇゚〃) テレテレww
大学で栄養学を専攻なさったとは凄いですね!
そんなYさんが!
これから素敵な人と出会い、そして結婚し、旦那さんの実家で新年を迎える事となり、義母様に『博多久松みでぇなおせち料理、作ってけさぁ~い(東北弁)』と頼まれたら、作れますか?
ノ( ̄0 ̄;)\
↑本当にこんな表情をなさいました(笑)
博多久松のおせちには40品目前後のお料理が入っているんですね。
これだけの品数を作ろうと思ったら、何日かかるか・・・。
今、リアルに自分の実家で作っていたおせち料理を思い出していたのですが・・・。
私の実家の場合、きんとん、黒豆、海老、筑前煮をお皿に盛り付けていましたが、人数が多い事も有り、これで一日がかりでしたね。
家庭で作ろうと思った場合、3~4品が限界ではないかしら・・・。
因みになのですが、松田社長はおせちは冷たくても美味しい必要が有り、博多久松のおせちは冷たいけど美味しいと仰っていました。
ノ( ̄0 ̄;)\
↑本日二回目(笑)
そうでした・・・。
おせちは作り置きしても美味しい、冷めても美味しい必要が有りましたね・・・。
お料理は出来立てが一番美味しいので、作った立場としては熱々を直ぐに食べて欲しいですけど・・・。
( ̄へ ̄|||) ウーム
冷めても美味しい料理というのは・・・ちょっとお手上げです。
\(-”-)/マイッタ
今度、弊社の料理長に師事します。
m(_ _)m
冷たくても美味しい味というのは、名人芸の様ですね。
視覚的にも堪能できるプロの盛り付け
博多久松のおせち料理のプロの技とし、品数の多さと冷たくても美味しいという事が解りました。
Yさんから見て、この他にも板長さんの腕に感嘆なさっている事は有りますでしょうか?
盛り付けです!
家庭のおせち料理は、美味しければ十分かと思いますが、博多久松のおせち料理、プロの作るおせち料理は味だけでは無く、盛り付けも綺麗なんです。
見るだけでお祝いごと、慶事のお料理と解る盛り付けで、そして彩鮮やかな品が詰まっていて、毎年、新しいおせちを見る度に、その盛り付けに魅了されています。
おせち料理の醍醐味、楽しみ方
視覚的に新年を迎える喜びが伝わってきて、そして美味しい博多久松のおせち料理。
そんなおせち料理の醍醐味、楽しみ方はどの辺でしょうか?
やはり一家団欒かと思います。
私自身は、博多久松に勤務して以来、お正月が繁忙期になる為に、帰省していないのですが、実家では毎年、博多久松のおせち料理で新年を迎えています。
そして、『お品書きを見ながら皆で美味しく食べたよ!』と毎年喜んで貰っています。
博多久松のおせちにはお品書きが入っているのですが、私の実家では、家族皆で箸を伸ばしながら『これは何かしら?』とお品書きを見つつ、皆でおせちを囲んでいる様です。
表情豊かなYさん、有難うございました。
引き続き、博多久松のおせち料理の試食会でご馳走になった感想です。
管理人の話がまどろっこしいという方は博多久松の公式サイト↓へGO!
プレゼントソムリエのグルメ仲間、O女史が語る博多久松のおせち
上の写真は、今回の博多久松のおせち試食会にご一緒したO女史になります。
そして、O女史が手に持っているのが今回の試食会で振る舞われたおせち料理一人前になります。
Oさんの肘の感じで!今回の試食会で振る舞われたおせちの重厚さが伝わるかと思います。
実は!Oさんが当サイトに登場するのは2度目になります。
今春、博多で水炊きを一緒に食べた時の記事で初登場しています。
どの人か、解りますでしょうか?
解った方は、問い合わせフォームからお知らせください。
正解した方には、博多久松のおせち料理をプレゼント(自分で買ってね!)
博多久松のおせち料理一人前
上の写真が今回の試食会で振る舞われた博多久松のおせち一人前になります。
美味しいモノが大好きな私としては、品数の多さに感動しますね!
博多久松の人気のおせち
今回の試食会では、博多久松のおせちから3種類、博多(和洋折衷本格料亭おせち)、千代(本格和風豪華おせち)、Akasaka(洋風定番三段重おせち)が展示されていました。
博多(和洋折衷本格料亭おせち)
上の写真が博多久松のおせち『博多』(和洋折衷本格料亭おせち)になります。
因みに、博多久松のおせちの一番人気との事。
和洋折衷の食材を使用しており、世代を問わずに美味しく食べられるおせちとなっています。
千代(本格和風豪華おせち)
こちらは博多久松のおせち『千代』(本格和風豪華おせち)になります。
因みに、博多久松の高価格帯のおせちで一番人気との事。
伝統的な和風おせちで、アワビやいくらといった高級食材を使用し、見た目も豪華なおせちになります。
Akasaka(洋風定番三段重おせち)
そしてこちらは博多久松の洋風おせち『Akasaka』(洋風定番三段重おせち)になります。
洋風のおせちですので、お子さんが居る家庭や若いご夫婦に人気のおせちとの事。
また、ワインに合うおせちと喜ばれる方もいるそうです。
そして、今回の試食会で振る舞われた博多久松のおせち一人前は、この3種類の中からピックアップされた逸品が、実に35品!入っていました。
博多久松のおせち、実食!
上の写真は、博多久松のおせち一人前が風呂敷に包まれた状態のモノ。
実は!この段階で美味しそうな香りが漂っていたのです!
冷たい料理なのに・・・と少し驚きました。
そして、綺麗な風呂敷に包まれており、これだけでもう立派過ぎるお歳暮になりそうな感じでした。
風呂敷をほどきますと・・・
おぉ!
完全に慶事の重箱ですね!
博多久松のおせち、いざ実食です!
豪華絢爛ですね!!
美味しそうですね!
じゃあ・・・早速おせちの定番、きんとんから・・・
Ψ(。・∀・。)Ψ頂きまーす
(o^~^o) モグモグ
(〃)´艸`)オイシー♪
なめらかでとっても美味!
じゃぁ、ワタクシもおせちの定番、黒豆から・・・。
(( ̄~ ̄))ムシャムシャ
(๑´ڡ`๑)おいしい♪
2人そろっておせちの定番、きんとんと黒豆から手をだした私とOさん。
やはり、日本人として生まれ育ってきた中で、おせち料理という文化が根付いているのかもしれませんね。
Oさん、おせちに何故きんとんや黒豆が入っているか知ってます?
『きんとん』は漢字で書くと『金団』で、黄金色を小判に見立てて金運上昇、『黒豆』は真っ黒く日焼けする程マメ=勤勉に働けという意味からなんですよ。
(`・ω・´)ドヤッ
(´・д・`)フーン
せっかく美味しいモノ食べてるんですから、無駄な知識 薀蓄は無しにしません?
(´・ω・`)しょぼん
おせちの一品目は迷わず定番のきんとんと黒豆を食べた私とOさん。
実は、2品目は少し迷ったのです。。。
何食べようかしら・・・?
食の組み立てからすると、薄味のモノからだけど・・・これだけ品数有ると、迷いますね!
嬉しい悲鳴だけど(笑)
すると、お品書きをみていたOさん・・・
フォアグラと鴨のパテが有りますね。
私はこれを・・・
( ‘༥’ )ŧ‹”ŧ‹”
ウミュゥゥ!! o(≧~≦)o
このフォアグラと鴨のパテ、すっっっごい美味しいです!
これ、このままフランス料理のコースの前菜として行けますよ!
おせち料理にフォアグラ??と思ってしまった40代半ばのワタクシですが、でも!洋風おせちはお子さんや女性、更にはワインを嗜む方に喜ばれそうですね!
女性視点で見たプロの作るおせち料理
Oさんは料理なさるんでしたっけ?
しますよ。
大学時代から一人暮らしを始めて、それ以来、ずっと自炊してます。
Oさんが素敵な人に出会い、そして結婚し、旦那さんの実家で新年を迎える事となり、旦那さんに『こんなおせち料理をウチの親の為に作ってくれ!』と頼まれたら、作れますか?
(#`-_ゝ-)ピキ
↑本当にこんな表情をなさいました(怖)
この品数のおせちを作ろうと思ったら・・・コンロが20個は必要ですね。
コンロ20個有ったら行けますか?!
これを私1人に作らせるのは、嫁いびりです(笑)
冗談はさておき、味付けも、甘いモノは本当に程よい甘さで、しょっぱい系もしっかりと出汁の味がして・・・やはりプロの調理だなぁと実感しますね。
でも、やはり一番は品数ですね。
これだけの品数なら、好き嫌いが多い子供でも必ず大好物が有りそうですもの。
成程・・・。
それと、やはり冷めてても美味しいというのが・・・。
プレゼントソムリエさん、私と初めて会った時の事、覚えてます?
あ・・・
あぁ・・・
そうだ!!
私とOさんが初めて会ったのも、とある試食会でした。
それは、油を使わない温風調理器具を使った試食会で、冷めた天ぷらなども出来立て同様に温められるという一品だったのです。
お弁当とかも、保温出来るタイプのモノが多く出回っていますし、お料理はやはり出来立てが一番美味しいですからね。
冷めてても美味しい、冷たくても美味しいというのは、かなり難易度が高いな・・・と思います。
こんな事をキャッキャキャッキャ言いながら美味しく食べつつ、一人息子で家付き土地付きCAR付きでジジ抜きババ抜きの独身男性がいたら今度Oさんに紹介しようと思いつつ、博多久松のおせちを完食。
最後にOさんに特に美味しかったモノを選んで貰いました。
『博多』の中では『やわらか干しとまと』と『焼帆立』
『千代』の中では『梅甘露煮』と『子宝鮎甘露煮』、『サーモン西京焼き』、『寒鰆西京焼き』
『Akasaka』の中では『フォアグラと鴨のパテ』が絶品だと思いました。
との事。
ベスト3を選ぶとすると?
“o(-_-;*) ウゥム…
悩みますけど・・・『梅甘露煮』、『子宝鮎甘露煮』、そして『フォアグラと鴨のパテ』ですかね。
プロの腕前を実感しました。
Oさん、ご協力有難うございました!
引き続き、今春、我が家で博多久松の人気ナンバーワンおせち『博多』を実食した際のレビューです。
管理人の話がまどろっこしい、早く博多久松のおせちが見たいという方は公式サイト↓へGO!
博多久松の一番人気のおせち『博多』
改めまして、上の写真が博多久松の一番人気のおせち料理『博多』になります。
上の写真は、今年のお正月に食べたモノなので、2020年のおせちは若干メニューが変わっている部分が有るかと思います。
詳しくは、公式サイトでご確認下さい。
因みに、上の様な箱に入って届きます。
そして、箱を開けると・・・
綺麗な風呂敷に包まれた三段重ねのお重が登場します。
漆黒のお重に、内装は金色ですので、非常に高級感の有る趣となっています。
作りたての美味しさをそのままに届くおせち料理
上の写真でお解り頂けるかと思いますが、博多久松のおせち料理は冷凍されて届きます。
一般的には、濃い味付けで長期保存を可能にします。
ですが、冷凍技術の進化も有り、博多久松のおせちは自然な味わいで、作りたての美味しさ、瑞々しさをそのままに封入されています。
博多久松のおせちの解凍方法
博多久松のおせちの解凍方法ですが、冷蔵庫での解凍が推奨されています。
我が家でも冷蔵庫で解凍しました。
我が家は夫婦二人暮らしな事も有り、上の写真の様に、一回分ずつを冷蔵庫で解凍しました。
食材により、比較的早く解凍出来るモノ、或いは少し時間が掛かるモノと有りましたが、おおむね1日見れば美味しく解凍出来た印象です。
我が家の板長絶賛のおせち料理
冷凍のお料理というと、味が落ちるのでは・・・と思われる方もいらしゃるかもしれません。
ただ、味にうるさい我が家の板長=嫁さんは、博多久松のおせちを大絶賛しました。
我が家では、ご飯を美味しく食べるべく、お米を土釜で炊いています。
そして、食材や調味料は全て生活クラブという宅配サービスを利用しています。
因みに、生活クラブを利用しているのは、我が家の板長兼防衛大臣の意向になります。
少し話がそれるのですが、以前、嫁さんが1か月程海外出張で不在の時に、私は管理栄養士さんに食事指導を受けるという企画に参加したのですが、その際、管理栄養士さんに嫁さんの調味料のチョイスを褒められたのです!
以下は、栄養士さんと私のTwitterでのやり取りになります。
上の会話を見て頂ければお解り頂けるかと思いますが、栄養士さんから我が家の嫁の調味料のチョイスをとても褒められたのです!
ウチの嫁さんは、昔から添加物が入っているモノを嫌い、美味しくて身体に良いモノを食卓に並べてくれていました。
嫁さんによると、巷の食材は農薬まみれだったり、お惣菜にも必ず添加物が入っているので、それを避け様と思うと本当に大変なのだそうです。
そんな我が家の板長兼防衛大臣(嫁)は、料理は美味しいだけではダメ!という考えなのですが、そんな食材に厳しい基準を持つ嫁さんも、博多久松のおせちを手放しで褒めて、美味しいと言って食べていました。
特に、中国産を一切使っていないという博多久松の拘りに共感していました。
我が家の板長兼防衛大臣推薦の博多久松のおせち、引き続き詳しくレビューしますので、是非最後までお付き合い下さい!
博多久松のおせち『博多』のレビュー
博多久松のおせち『博多』で何と言っても存在感が有るのがオマールエビのグラタン!
未だに子供の様なワタクシは、真っ先にこのグラタンが食べたい!と解凍。
そして、実際に食べてみると・・・
ウ,ウマ━━━Ψ(°д°;!)━━━!!
こっ、これが博多久松のおせち!
( ✧Д✧) カッ!!
極上のケーキかと思う程に美味しいじゃないですか!!
博多久松のオマールグラタンですが、海老(多分)が甘めに味付けされ、そしてポテトが乗っているのですが、甘くて美味しいんです!
極上のグラタンです!
しかも、冷めてるのに美味しい!!
奇跡の味に感じました。
数の子も見とれる程に綺麗な形で、コリコリしており、味付けもとても美味しい。
鶏松風という、鶏肉を練り上げた松風は、甘めの味付けでつくねの様。
こちらはいわゆるカニカマなのですが、甘めの味が付いており、そしてしっかり蟹の味がする一品。
牛肉の煮物は甘めの味付け。
ポークマリネは香辛料(おそらくパセリ)が入っていて、純和風な味付けでは無い事で、良い気分転換になる逸品でした。
同じ味付けばかりだと、飽きが来そうなのですが、程よい感じで『おっ!』と思う料理が入っており、それが良いアクセントになっていました。
おせち2日目
本日のおせちはこちら。
明太子入りの厚焼き玉子は、明太子のピリッとした味がアクセントとなった色味も綺麗な逸品。
初めて食べましたが、明太子の辛さが食欲をそそる卵焼きでした。
こちらは白身魚の粕漬けで、非常に凝った逸品。
そして、縁起の良い食べ物とされ、慶事の食事には欠かせない海老!
鮮やかな赤と、凝縮された旨味の一品です。
そして、牛肉甘辛煮は冷たくても美味しいく、温めると尚美味しい逸品!
子持ちイカは、イカの中にタラコ(多分)が入った凝った一品。
人参とイワシの酢和えは酢が効いていて美味しい一品でした。
おせち2日目ですが、様々な料理が少量ずつ有るので、何度も同じ料理を食べ続けるという事が無く、飽きずに食べられます!
家庭で作るとなると・・・毎日黒豆ときんとん・・・といった感じになりがちですが、これだけの種類が有ると、明日への楽しみが湧いてきて楽しめました。
おせち3日目
本日のおせちはこちらになります。
こちらは椎茸旨煮。
丁度良い醤油の加減で煮てあり、とても美味しい一品。
こちらは鶏のつくね。
これも冷たいのに普通に美味しい一品。
そして・・・
実は、我が家で唯一好きじゃないかも・・・となったコーン、ニンジン、豆の入ったハム。
ややしょっぱ目の味付けで、色は綺麗で楽しめたのですが・・・
(- -;)
味は好みですので・・・我が家の好みでは無かったかな・・・という感じでした。
高野豆腐は甘めの味付けの中に出汁が効いており、優しい美味しさの一品。
小魚の佃煮は祖母の手作りの佃煮を思い出す懐かしい味。
茎わかめは普段我が家では買わない食材で、新鮮な気持ちで美味しく頂きました。
そして、チーズの入った蒲鉾は大人から子供まで好きな味。
やわらか干しとまとは甘さと酸味のバランスが絶品でした。
おせちも3日目になると、流石に飽きるかな・・・と思っていたのですが、これだけ種類が多いと、全くと言って良い程に飽きないですね。
和風のおせちなので、味付けは醤油、砂糖、酒、みりんが中心かと思いますが、どれも少量ずつ食べられ、見た目も綺麗なので、飽きは来ないです。
おせち4日目
本日のおせちはこちら。
おせち料理の定番、黒豆!
実は、ワタクシ、黒豆が大好物なのですが、博多久松の黒豆は甘くて、なにより艶やかで箸が止まりませんでした。
美味です!
こちらは凝った一品で、卵の中に幾つかの食材が入った一品。
独特な葉の香りを感じつつ、でも何か解らないハーモニーとなっていました。
伊達巻は甘くてしっとり、ふっくらとした優しい味。
そして、クルミは伊達巻と相性が良い組み合わせで楽しめました。
焼豚の味付けは優しく美味。
タラコと昆布は甘辛い濃厚な味付けで美味!
柚子の香りがさわやかなクラゲは、おしゃれな盛り付けで、クラゲの食感を楽しめました。
博多久松のおせちの味付けは、いずれも濃すぎず薄すぎず、文字通りの丁度良い塩梅で、そしてどれも冷たいのに美味しく食べられ、4日目でも飽きは来ませんでした。
おせち5日目
我が家のおせち5日目はこちら。
実は個人的に初日からずっと楽しみにしていたこちらの鶏八幡巻。
ごぼうと人参を鶏肉で巻いた一品なのですが、これ、とろける様な美味しさでした!
こぼうの香りと人参の甘みが鶏肉に良く合い、想像以上に美味しかった逸品です。
そしてこちらは合鴨なのですが、和風で甘めの味付けで、とても優しい味でした。
こちらは鰻風の蒲鉾なのですが・・・黙って食べたら鰻と思ってしまうのでは・・・と思う味でした(笑)
甘めの味付けで、素直に美味しいです。
紅白なますは家庭的な味ながら、ほのかに香る柚子が職人技を感じる一品。
たたき牛蒡は酢が効いており、おせち料理の良いアクセントとなる味。
きんとんは上品な甘さで、嫁さんによると、ちゃんと裏ごししてあるとの事。
そして・・・この日秀逸だったのが湯葉!
冷凍したとは思えない美味しさで、味付けも言う事無し!
この日も博多久松のおせちに大満足でした。
おせち6日目
我が家のおせちもいよいよ最後!
白豆は実はウチの嫁さんの大好物!
嫁さんの感想ですが、きれいな形のままの大きい豆で、程よい甘さで美味しいとの事。
嫁さん、大喜びでした。
昆布巻は、厚さが薄めの昆布を使い、柔らかく似てあり、牛肉も非常に柔らかい一品。
牛肉にしっかりとした味が付いていて美味!
こちら↑、見るからに洋風ですよね。。。
でも、この洋風のテイストが程よいアクセントとなり、おせちを食べ続けても飽きが来ないのです!
そして、帆立は甘辛い純和風の味付け。
嫁さんによると、和食は醤油と砂糖に良い品を使わないと良い味が出ないとの事で、これは良い醤油の味わいだとの事。
数の子のシャキシャキした食感が楽しめる松前漬は、味も申し分無し!
豆と人参の入った卵焼きは、ほんのりとした甘めの味付け。
市松模様の蒲鉾は、卵の甘みが口に広がる美味しさでした。
博多久松のおせちのデザート
博多久松のおせちには、珍しい事にケーキが入っています。
松田社長によると・・・
おせちにケーキを入れたのは博多久松が最初なんです。
おせち料理にケーキ?と思われるかもしれませんが、大人から子供まで楽しめる様にと考え、ケーキを入れており、好評を頂戴して折ります。
との事。
実際に食べてみると、ビックリなのですが、和食で有る筈のおせちの〆に良く合うんです!
一口サイズながら、凝縮された美味しさで、お酒を飲む方でも美味しく食べられる事でしょう。
影膳
昨年秋、私は大学時代の恩師を亡くしました。
私たち夫婦が結婚する時に、仲人もして頂いた恩人で有り、私にとっては父親の様な存在だった恩師。
先生とは家が近所だった事も有り、家族ぐるみでお世話になっており、我が家では今春、形見分けで頂戴した先生の上着を椅子に掛け、影膳として博多久松のおせちをお供えし、そして最後にお下がりして嫁さんと一緒に食べていました。
この影膳をお下がりして食べる時、私は博多久松のおせちが冷たくても美味しいという事を強く実感しました。
旦那さんの実家で一家団欒でおせちを食べる時は、仏壇にも影膳としてお供えする事でしょう。
そして、影膳をお下がりして食べる時、冷めちゃって美味しくないというのは・・・非常に残念な事です。
今春、毎日恩師へ影膳をして、それをお下がりして食べていた私が、おせち料理はプロの味を利用すべきと思う理由の一つです。
何年か前の事になるのですが、毎年博多久松のおせちをご注文下さる方からお葉書を頂いた事が有りました。
実は、その方はその年にお父様を亡くされ、喪中だったとの事。
お父様が無くなり、本来なら喪に服している期間なのですが、毎年の事、年に一度だからと、博多久松のおせちをご注文下さったそうなのです。
葉書には『例年の様に家族で博多久松のおせちを親戚で集まって食べました。その場に亡くなった父も来ている様に思えて嬉しかったです。有難うございました。』と書かれていました。
お正月に家族円満を演出してくれる、これがおせちの醍醐味なのではないでしょうか。
博多久松のおせちは、真の一家団欒へいざなってくれます。
博多久松のおせちの勧め
我が家の板長兼大蔵大臣の嫁さんの総括です。
おせちを作るのは手間!
しかも、色々な種類を作るのは非常に大変!
年末は師走という名の通り、慌ただしい日の連続です。
おせちを作る手間を思えば、年に一度の事だし、思い切ってプロの味を頼むのは良いかな・・・との事。
博多久松のおせちは、1人用が6500円、2~3人用は11500円~15000円、4~5人用は15800円~23800円となっています。
因みにですが、この値段は自社製造+製造直販の博多久松だから出来る価格設定になります。
デパート等を通すと、中間マージンが発生するので、この価格設定は不可能になります。
そして、博多久松のおせちは、全国送料無料です!
因みに、今春我が家で食べた博多久松のおせち『博多』は、15800円となっています。
率直な感想ですが・・・超お得です!
お正月の一家団欒を演出してくれる博多久松のおせち料理、詳しくは↓↓公式サイトから