鍋!
鍋料理というと、皆さんはどの様な事を連想なさいますでしょうか?
当サイトに於いては以前、義実家への手土産にお勧めのギフトとして、博多若杉のもつ鍋を紹介した事が有りました。
参考⇒義実家への手土産にお勧め、博多美人御用達の博多若杉のもつ鍋
義実家への訪問というモノは・・・どうしても気を使ってしまうモノです。。。
特に、食事時はどこまでお手伝いすれば良いモノなのかで気疲れする方も多い事でしょう。
『台所は女の城!』とは良く言ったモノとで、義母様の聖域にどれだけ踏み込んで良いものなのか・・・今も昔も嫁姑のいざこざは、台所がきっかけになる事が非常に多い様です。
そこでお勧めなのが鍋なのです!
『美味しんぼ』の中で、主人公・山岡士郎のセリフに「鍋料理は、どんな材料でも作ることが出来て、初めて会った者同士でもすぐ仲良くなれて、心の底からくつろぐ事も出来るのが一番良いところです。」というのが有ります。
台所で調理し、そしてテーブルに運んで食べる食事と違い、テーブルの真ん中に置かれた鍋を皆で囲んで煮込みながら食べる料理は、まさに一家団欒の食事!
管理人プレゼントソムリエは、先日、某見本市に於いて、前述の博多若杉の大将、松尾直幸氏に博多若杉の事、そして、鍋料理の事に関して詳しくお話を伺う機会がありました。
上の写真が、博多若杉の大将・松尾直幸氏になります。
因みに、博多若杉は日本テレビの「ヒルナンデス!」や「あのニュースで損する人・得する人」等でも取り上げられているので、ご存知の方も多いかと思います。
そんな博多若杉の大将・松尾直幸氏の全面協力の下、鍋に関して熱く語って下さったので、この記事を最後まで読んで頂ければ!博多若杉に関しては勿論、博多名物のもつ鍋、水炊きについて、そして鍋料理の醍醐味が全て理解して頂ける内容となっています。
因みに、この記事は第1部『博多若杉の大将・松尾直幸氏が語る鍋』、第2部『博多若杉で博多美人と共にもつ鍋を食べた感想』、第3部『管理人プレゼントソムリエの自宅で博多若杉のお取り寄せ鍋を食べた体験』の3部構成となっています。
是非!最後までお付き合い下さい!
博多若杉
松尾さん、今日は博多若杉の事、そして、料理としての『鍋』、いわゆる『鍋料理』について、詳しく教えて下さい。
特に、博多名物のもつ鍋について、詳しく知りたいと思っています。
よろしくお願いします。
先ずは博多若杉に関して教えて下さい。
博多若杉の大将・松尾直幸氏が語る博多若杉の鍋
博多若杉は、創業35年のもつ鍋のお店になります。
元々は、福岡市近郊の糖屋郡志免町で先代がやっていました。
その頃から、出張などでいらしたお客様から、博多若杉の鍋をお土産として欲しい、持ち帰りたいという要望が多かったものですから、11年前にお取よせを開始しました。
このお取り寄せ鍋は、想像以上に反響が大きく、口コミでどんどん広まり、全国からわざわざ足を運んで下さるお客様も増えた為、アクセスの良い博多の中心地、中洲に移転し、現在に至ります。
博多若杉の商品ラインナップ
博多若杉のお取り寄せ鍋のラインナップを教えて下さい。
博多若杉のお取り寄せ鍋の主力は、もつ鍋と水炊きの、いわゆる博多名物の二大鍋になります。
二大鍋と申し上げましたが、一番人気はやはりもつ鍋になります。
その他、ぎょうざ鍋、牛テール鍋等も取り扱っています。
博多若杉のもつ鍋
それぞれの鍋の特徴、拘り等を教えて下さい。
博多若杉のお取り寄せもつ鍋は、牛もつ鍋、そして厚切り小腸もつ鍋の2種類有ります。
牛もつ鍋は、小腸、ハツ、ギアラのMIX、厚切り小腸もつ鍋は、脂がたっぷりでプリプリの小腸のみを使用しています。
ギアラという名称は、恥ずかしながらワタクシ、初めて聞いた部位だったのですが、牛の第四胃だそうです。
ギャラ、赤センマイとも呼ばれるギアラは、胃でありながら腸の様な働きをする臓器との事で、偽腹=ギバラが濁ってギアラとなった様です。
博多若杉の水炊き
博多若杉の水炊きで使用している鶏肉は、鶏肉に拘ったモノとなっています。
鶏肉の味で大事なのは鮮度!
九州は元々、畜産王国で、鹿児島や宮崎といった南九州にも美味しい鶏肉が有るのですが、博多若杉では鮮度を最重要視し、地元・福岡の鶏肉と、近郊の佐賀の鶏肉を使用しています。
そんな鶏肉に拘った博多若杉の水炊きは、通常のモノと、プレミアムの2種類あります。
通常の水炊きとプレミアムの違いはスープになります。
通常のスープはレトルトのモノ、いわゆる常温保存が可能なモノになります。
それに対し、プレミアムはお店で出しているスープをそのまま袋詰めしたモノで、冷凍でないと保管できません。
また、コラーゲンの濃度も違いまして、プレミアムはコラーゲンの塊の様なスープとなっています。
後日談ですが、我が家で実際に博多若杉の水炊きのプレミアムを食べました。
博多若杉の水炊きのレビューはこちら⇒女子会にお勧め!コラーゲンたっぷりな濃厚スープの博多若杉の水炊き
博多若杉のぎょうざ鍋
博多若杉のぎょうざ鍋は、豚骨スープの鍋になります。
骨から8~10時間炊き込んだ濃厚なスープに、もちもちの餃子が入っています。
博多の名物といえば豚骨ラーメンが突出して有名ですが、実は一口餃子も名物なのです。
全国的には、ジャンボ餃子が主流なのかもしれませんが、博多名物の餃子は一口餃子。
文字通り、一口サイズの餃子ですので、凝縮された餃子の旨味、肉汁を一滴も逃す事無く食べられる一品となっています。
そんな福岡の隠れ名物・一口餃子に、博多名物の代表・トンコツスープの融合となった博多若杉のぎょうざ鍋は、地元の皆さまからもご好評を頂戴しています。
博多若杉の牛テール鍋
博多若杉の牛テール鍋は、牛骨スープに希少な牛テール肉が入った鍋になります。
この牛テール肉は、骨を外して肉だけで入れています。
私の地元、仙台名物の牛タンには、必ずテールスープが付いていますが、骨付きのテール肉です。
そうですね。
牛テール肉のスープというと、骨付きのモノが一般的かと思いますが、食べやすさを考えると、やはり骨は無い方が食べやすのでは、と思います。
また、博多若杉の牛テール鍋では、テール肉の美味しさをしっかりと味わってもらいたく、大きな拘りが有ります。
一般的なテールスープは、その多くが水にテール肉を入れ、長時間煮込みます。
良い出汁は取れますが、その代わり肉の旨味は全て流れ出てしまい、テール肉はパサパサになってしまいます。
そこで、博多若杉ではテールスープの出汁を仔牛ゲンコツ(国産牛の大腿骨)でしっかりと取り、そのスープにテール肉を入れて焚き上げています。
それ故、牛テール肉の味が抜けておらずジューシーで、テール肉の本当の美味しさを知って貰える一品となっています。
そして仔牛ゲンコツで出汁を取ったスープには、テール肉の旨味がプラスされて、深みの有る味となっています。
家庭で作る鍋と、プロが作る鍋の違い
鍋料理と言うと、各地にそれぞれ地元の名物とも言える鍋料理が有り、且つ、それぞれの家庭で『我が家の鍋』、或いは『オレ流の鍋』といったモノが有る様に思います。
そんな家庭の鍋と、プロの作る鍋の違いはどの辺でしょうか?
現実的な事を言えば、一番の違いは素材、材料になると思います。
料理は素材が命です。
博多若杉では、家庭の鍋では入れられない希少な材料を使用しています。
一例をあげると、博多若杉では八女市(福岡県)の喜多屋という酒蔵から、大吟醸、吟醸酒の酒粕を分けて貰っています。
喜多屋さんは江戸文政年間創業の文字通り老舗で、インターナショナル・ワイン・チャレンジというお酒のコンペで1位に輝いた、文字通り世界一の酒蔵になります。
そしてあとは、素材の良さを生かすコツを知っているか・・・火加減等は、経験と知識が必要になります。
私たちは毎日毎日鍋の事を考えていますので、その辺が違いになるかと思います。
後述しますが、今回、管理人プレゼントソムリエは、博多美人と実際に博多若杉のお店に行き、もつ鍋を食べてきました。
その時に、博多美人が言ってたのですが「もつ鍋で難しいのは下処理。家でもつ鍋をやろうとして失敗するのは、モツの下処理が上手く出来なかった時で、下処理が上手く出来ないと生臭い鍋になってしまう。」との事でした。
東北人で、もつ鍋に馴染の無い管理人プレゼントソムリエは、「ヘ~、そうなんだ・・・」と思いつつも、博多若杉で食べたもつ鍋は、下処理の難しさを感じる事はおろか、想像する事さえも難しい位に美味しく、博多美人と共に「これがプロの味なのね!」と納得していました。。。
鍋の楽しみ、鍋の醍醐味
『美味しんぼ』の中で、ヒロイン・栗田ゆう子のセリフに「食べ終わったときに楽しくなれるのが鍋!」というのが有りました。
松尾さんが考える鍋料理の楽しみ、鍋の醍醐味を教えて下さい。
基本的に、鍋は一人では食べない点ですかね。。。
例えば、接待などで利用される事の多い懐石料理も、相手を伴う会食の事が多いかと思いますが、鍋は懐石の様な気難しさは無いですよね(笑)
鍋は肩ひじ張らずに食べる事が出来る料理で、気心知れた相手と一緒に食べたいと思う料理なのではないでしょうか。
鍋を囲む人には、笑顔が溢れていますし、私のお店で鍋を囲む人の笑顔は、私たちの幸せでも有ります。
因みに、博多若杉の鍋をお取り寄せで購入し、家庭で食べる方のために、私どもではフリーダイヤルを設置しています。
そして、『袋から取り出したモツは洗った方がいいんですか?』といった質問に日々、お応えさせて頂いております。
博多若杉では、鍋で『輪』をお届けしていると思っています。
鍋をお勧めしたいシーン
松尾さんは、どんなシーンに鍋をお勧めしたいですか?
やはり家族団欒の場ですね。
実は、博多若杉のお取り寄せは、開始前に予想していたよりも、年配の方からの注文がかなり多いのです。
その多くが『孫と食べたい!』という要望で、鍋は親と子、そして子と孫と、三世代で楽しめる料理なのだな、と感じています。
それと、仲間とのひと時。
気心知れた仲間と笑顔で食事したい時にお勧めしたいですね。
会社の仲間との忘年会用にとご注文下さる方も多いです。
夏の鍋料理
『父帰宅 早く早くと 囲む鍋』という川柳が有ります。
この川柳は、鍋料理の醍醐味を表した一句かと思いますが、鍋(料理としての鍋)は、冬の季語になります。
それ故、鍋というと『冬』という印象があります。
寒い冬に熱々の鍋を食べて身体の芯から温まるのも鍋の醍醐味かと思いますが、暑い夏でも鍋は楽しめますか?
勿論ですよ!
「暑い夏に汗をかきながら食べるのが粋だ!」というお客様もいらっしゃいますし、逆に「夏にクーラーをガンガンかけて、キンキンに冷えた部屋で鍋を食べたい!」というお客様もいらっしゃいます。
とは言え、確かに鍋は冬の料理という印象は有るかと思います。
博多若杉では、5月~9月までの季節限定で、夏もつ鍋というのを提供しています。
夏もつ鍋は、スープを使用せずに辛口で仕上げてあり、食欲が落ちる夏にお勧めです。
因みに通販でも季節限定で取り扱っています。
※後日談になりますが、博多若杉では夏に美味しい鍋、博多タッカンマリを商品化しました。
博多名物の水炊きと、韓国の水炊き・タッカンマリの融合は、暑い夏に食欲を刺激してくれ、夏バテ防止の栄養満点の鍋となっています。
博多タッカンマリについて、詳しくはこちら⇒夏に美味しい鍋!博多若杉の博多タッカンマリの勧め
ギフトとしての鍋
最後の質問になりますが、松尾さんはプレゼントにも利用していますか?
・・・・・・・。
あ・・・
あぁぁ・・・
あぁぁぁぁ!
未熟者のワタクシ、自分の質問が如何に愚問だったか、松尾さんの目を見るまで気が付きませんでした。。。
当たり前ですが、松尾さんなら、ギフトとして贈るよりも、お店に招待なさるはず!
自分の愚問をシマッタ・・・と思った所、松尾さんはフッと優しそうな笑顔になり・・・
お世話になった方に贈ったりしています(笑)
この質問は、愚問で有ったと猛省しています。。。
松尾さんのお気持ちを想えば、やはりお世話になった方への心遣いならば、ご自分のお店にご招待し、ご自分で腕によりをかけて振る舞いたい筈。
勿論、遠くに住んでいてお店に足を運ぶのが難しい方などには贈ったりもなさるかと思いますが・・・松尾さんのお気持ちを慮れず・・・そんな汗顔の至りの私を見て、松尾さんは・・・
博多若杉のお取り寄せ鍋をギフトで利用なさっている方は、結構多いですよ。
割合で言うと、35%位の方はギフトとしてご利用頂いています。
勿論、ギフト用包装、さらにメッセージカードも用意しております。
また、梱包が丁寧だから、ギフトとして安心して贈れるというお声も頂戴しています。
最後に愚問を発してしまいましたが、松尾さん、ご協力本当に有難うございました。
引き続き、管理人プレゼントソムリエが実際に博多若杉のお店に足を運び、もつ鍋を食べたレポートです。
もつ鍋・水炊き 博多若杉
上の写真は、九州最大の歓楽街・中洲に有る博多若杉の店舗になります。
とても上品なたたずまいで、とても綺麗な店内でしたが、敷居の高さを感じる事が無かったのも、『鍋』のお店という親しみやすさが故なのかもしれません。
博多若杉のもつ鍋コース
こちらは今回、プレゼントソムリエと一緒に博多若杉でもつ鍋に舌鼓を打った博多美人のK女史になります。
K女史によると、やはりもつ鍋は博多っ子にとってのソウルフードとの事。
モツを食べるという食文化の無い東北に生まれ育ち、関東に住んでいる管理人プレゼントソムリエは、博多美人を生み出すソウルフードに興味津々です。
もつ鍋の味~味噌か醤油~
博多若杉では、まず最初にテーブル調理を担当してくれる中居さんのご挨拶に続き、もつ鍋の味、みそ味か醤油味かを聞かれました。
全くの蛇足ですが、この調理を担当して下さったお姉さんもアイドル級の博多美人でした。。。
まかないで日々、コラーゲンたっぷりの博多若杉のご飯を食べてるからかしら・・・と思いつつ、今日はK女史と調理のお姉さんで両手に花だな・・・と、なんだかとてもいい気分になってしまったワタクシ(*⌒∇⌒*)テヘ♪
※博多若杉では、博多若杉のまかないの人気メニューのカレーをレトルトカレーにして販売しています。
博多若杉のレトルトカレーについて、詳しくはこちら⇒博多若杉のカレー | 自分用、ギフトにもお勧めの高級極上カレー
閑話休題、みそか醤油のチョイスなのですが、博多っ子のK女史によると・・・
味噌味は濃厚で、しょうゆの方はあっさり目ですね。
私自身がどちらが好きかと言うと・・・味噌の方が・・・。
との事。
東北人で濃い味が大好きな管理人プレゼントソムリエは、それならばみそ味にしましょう!という事で、もつ鍋味噌味をオーダーしました。
もつ鍋コースの小鉢
博多若杉のもつ鍋コースで最初に出てきたのは、小鉢とポテトサラダ。
右の小鉢は酢モツで、博多若杉ではガツといわれる臭みのない豚の胃袋を使用しているそうです。
管理人プレゼントソムリエは、初めての味でした。
と、ここでプチハプニング!
先ほどの調理担当のアイドルのお姉さんがm(。≧Д≦。)mスマーン!!「申し訳ございません。味噌をオーダーして頂いたのですが、間違って醤油を作ってしまいまして・・・。今から作り直しますので、少しお時間頂いても宜しいでしょうか?」
思わずK女史と顔を見合わせてしまいましたが、そんな事を気にする様な私どもではございません。
しょうゆ味で大丈夫ですよ。
プレゼントソムリエさんは、博多でもつ鍋を食べるのが初めてですし。
しょうゆでも良いですよね?
味噌味は、来年の楽しみにとっておきます。
アイドルのお姉さん(*´∀`)ノゞアリガトゴザイマス.。.・゚
という訳で(どんな訳?)
ジャン!
博多若杉のもつ鍋、みそ味改めしょうゆ味の着鍋です!!
写真で解りますでしょうか?
そびえ立つ様に美しく盛り付けられています。
結構、にんにくが載ってますね(私は好きだけど。。。)
それと・・・鍋の定番と思っていた白菜では無く、キャベツを使用していますね。。。
そして、個人的に興味深かったのが、鍋に蓋をしなかった事なんですよね。。。
もつ鍋コースの牛すじ煮込み
もつ鍋に火をつけ、蓋をせずにくつくつ煮込み始めると・・・
牛すじ煮込みが出てきました。
そして、この牛すじ煮込みを食べつつ、博多っ子のK女史にいろいろと質問。
博多っ子は家でもしょっちゅうもつ鍋食べるんですか?
家でも食べますけど・・・実は、モツの下処理ってすごく難しいんですよ。
モツの下処理を間違ってしまうと、鍋はとても生臭くなってしまい、とても食べられたモノではないんですね。
だから、もつ鍋はどちらかと言うと、外でプロの味で食べたい代物かも・・・。
との事。
前述の通り、東北で生まれ育った管理人プレゼントソムリエには、モツの下処理というモノがどの様なモノなのかも想像できず・・・そうなのね・・・と思っていると・・・
おぉ!
いい感じでしんなりしてきたではないですか!
前述の通り、博多若杉では蓋をせずに煮込み、そして、調理担当のアイドルのお姉さんが一生懸命、箸で具を沈めていました。
そして・・・
最後にアイドルのお姉さんが白ごまをパッと振り掛けて下さり、完成!
これは博多若杉を再訪した際に気が付いたのですが、白ごまはすりおろされたモノでした。
K女史が取り分けてくれました。
私はポン酢で食べるのが好きなんですけど、先ず最初はそのままで味わってみて下さい。
そして、2杯目をポン酢で食べてみて、そして後はお好みで!
との事で、早速そのままで食べてみますと・・・
こっ、これが博多っ子のソウルフードもつ鍋!
( ✧Д✧) カッ!!
プルプルのモツに深みの有るスープが良く馴染み、メチャメチャ美味しいではないですか!!
猫舌のワタクシでも箸が止まりませんでしたね。。。
そして、私もポン酢で食べるほうが好きでした。
博多若杉のもつ鍋を食べて思い出したのが、美味しんぼでの海原雄山の鍋の本質についてで、海原雄山氏は「鍋料理の本質は、鍋にするのが一番旨いという必然性が有るか否か。フグはチリにするのが一番旨いからチリにする。スッポンも、アワビもカニも、ハモとマツタケも、鍋にするのが一番旨いから鍋にするのだ!」と語っていました。
モツも恐らく同様ですね。。。
モツは、もつ鍋にして食べるのが一番美味しいからもつ鍋にする!
そして、博多っ子はモツの美味しさを知っているから、もつ鍋を堪能してきたのでしょう。
K女史は前述の通り、モツの下処理は素人には難しい、と語っていました。
東北人でモツの下処理というモノがどの様なモノか解らない管理人プレゼントソムリエは、モツの下処理の難しさが想像できない程に、プリプリで臭みの全くないモツを堪能しました。
もつ鍋コースのちゃんぽん麺
もつ鍋の〆は、ちゃんぽん麺になります。
上の写真の様な、太麺を残りのスープに投入。
博多名物・豚骨ラーメンと言えば細麺ですが、ちゃんぽん麺は太麺です。
上の写真で解りますでしょうか?
元々太麺だったちゃんぽん麺が、スープを吸って、更に太麺になったのです!
調理担当のお姉さんに聞いてみた所、スープを吸った麺は1.5倍位に膨らむそうです。
そして、もつ鍋の旨味をたっぷりと吸ったちゃんぽん麺のお味はというと・・・
ウ,ウマ━━━Ψ(°д°;!)━━━!!
これはホッペが落ちますね。。。
ラーメンが大好きなワタクシ、麺にスープが絡んでいるというよりも、濃厚スープの美味しさをたっぷりと吸っている麺に感激でした。
これは個人的見解ですが・・・私はしょうゆ味でも結構、濃厚な味だと思いました。
それでも、K女史によると、これはあっさりした味だそうです。。。
もつ鍋のみそ味・・・こってり濃厚な味が大好きな管理人プレゼントソムリエは、次回の博多訪問の際には絶対にもつ鍋味噌味を食べよう!と心に誓っております。
後日談ですが、管理人プレゼントソムリエは、再度博多若杉を訪問し、みそ味を食べてきました。
みそ味は、しょうゆ味より確実に濃厚でした!
そして、博多っ子の多くはみそ味の方が好きだそうです。(K女史談)
もつ鍋コースのデザート
もつ鍋コースの食後のデザートはなめらかプリン。
博多若杉のもつ鍋コースに大満足!
そして、いよいよ次章は我が家でこの博多若杉のお取り寄せもつ鍋セットを調理した体験記です!
博多若杉のお取り寄せ・牛もつ鍋セット
上の写真は、博多若杉の牛もつ鍋セットの箱になります。
博多若杉の牛もつ鍋セットの中身
そしてこちらは、博多若杉の牛もつ鍋セットの中身になります。
詳しく紹介すると・・・
こちらがモツ。
こちらはスープ。
因みに、モツとスープは冷凍されていますが、食べる前日に冷蔵庫に入れ、解凍します。
こちらはちゃんぽん麺。
このちゃんぽん麺も冷凍されていますが、これは解凍せずに、そのまま鍋の〆として投入します。
そして、薬味となる鷹の爪、柚子こしょう、胡麻になります。
鍋に入れる野菜などは自分で用意する事になります。
博多若杉のもつ鍋セットを義実家への手土産にお勧めしましたが、その理由の一つに、野菜などは自分の好みを入れる事が出来る=義両親と楽しく相談して入れる事が出来るという点も挙げたく思います。
博多若杉の牛もつ鍋の作り方
博多若杉の牛もつ鍋の作り方ですが、添付されている手引きを見て簡単に作る事が出来ます。
前述の通り、野菜は自分で用意する必要が有るのですが、ここは個人の工夫、板長の腕の見せ所になるかもしれません。
博多若杉の牛もつ鍋に入れた野菜
博多若杉の牛もつ鍋に我が家で用意した野菜は・・・
キャベツと長ネギ。
舞茸、えのき、ニラ。
白菜、豆腐、牛蒡。
この他、薬味として生姜を用意しました。
博多若杉の大将・松尾直幸氏に我が家のレシピをご紹介したところ・・・
プレゼントソムリエ氏のお宅では、白菜を使用なさった様ですが、博多若杉のお店ではキャベツをざく切りにして入れています。
白菜は水分が多い為、スープが薄くなってしまう可能性が有りますので、私のお勧めはキャベツになります。
との事。
鍋の定番と思っていた白菜ですが、スープを薄める可能性が有る様です。。。
好みにはなるかと思いますが、参考にしてみて下さい。
そして更に・・・
博多若杉のお店ではにんにくを控えめに使用していますが、にんにくがお好きな方は、にんにくたっぷりで食べるのもお勧めです。
また、個人的には高菜を入れるのもお勧めです。
発酵食品の高菜は、同じ発酵食品の酒粕を使用したもつ鍋に良く合うと思います。
という御助言を頂戴しました。
こちらも参考にしてみて下さい。
博多若杉の牛もつ鍋の調理方法
いざ!博多若杉の牛もつ鍋調理開始です!
まずは、スープを加熱します。(因みに、スープは希釈します。)
軽い沸騰状態になったら火を止めて、鷹の爪を入れます。(辛いのが苦手な方は、鷹の爪は不要です)
お取り寄せセットでは、ここで鷹の爪を投入する様に指示されていますが、お店では具材の一番上に鷹の爪が載っていました。。。
続いて、モツとアク抜きした牛蒡を入れます。
因みに・・・
上の写真が博多若杉の牛もつ鍋のモツになります。
博多のもつ鍋では、その多くが小腸のみを使用しているのですが、博多若杉では全国の皆さんが食べやすい様に、小腸、ハツ、ギアラと色々な部位を入れております。
モツは下処理がされているので、そのまま鍋に投入してもOKですが、あっさり味が好きな方は、熱湯でひと茹でし、余分なアクや脂を除くのがお勧めです。
因みに、我が家ではそのまま鍋に投入しました。
そして、野菜を入れて煮込みます。
野菜がしんなりすると・・・
博多若杉の牛もつ鍋の完成です!
テーブルに運びまして・・・
いざ実食!
お味は・・・
マイウ──(´艸`)──!!
と~っても美味しいです!
管理人プレゼントソムリエは実はレバーが苦手・・・。
細君もレバーが好きではないので、もつ鍋は苦手な方・・・と食わず嫌いだったのですが、スープが濃厚で美味しく、いわゆるレバー特有の臭み等も全く気にならず、美味しく頂きました。
モツが苦手な方は、モツを食べる時に、ゆずこしょうを多めに付けると、全く気にする事なく美味しく食べられると思います。
我が家ではすりおろした生姜を結構たっぷり入れたのですが、実は生姜の味はほとんどしませんでした。。。
スープが濃厚だった為かな・・・と細君と話しました。
胡麻は薬味として大変good!香ばしくて食欲が増します。
そして・・・
博多若杉のもつ鍋の〆、ちゃんぽん麺になります。
このちゃんぽん麺は冷凍されたままで投入します。
博多若杉の麺は、もつ鍋を美味しく食べる為のもつ鍋用のちゃんぽん麺になります。
煮込んでも大丈夫で、スープも美味しくなります。
スープが沸騰し、1分ほどで完成!
ジャン!
博多若杉のもつ鍋のちゃんぽん麺です!!
お味は・・・
ウミュゥゥ!! o(≧~≦)o
太めの麺が濃厚スープに絡んで美味!
極上のラーメンですね!
食べ応え十分で満足です!!
とは言え・・・鍋の〆はやはり雑炊!と思ってしまう、米処で生まれ育った管理人プレゼントソムリエ。
という訳で・・・
冷や飯を入れて軽く煮込み・・・
博多若杉のもつ鍋の雑炊、完成です。
お味は・・・
(ノ≧ڡ≦)
もう言葉はいらないです(笑)
やはり、濃厚スープとお米の相性は最高です。
そして、この雑炊の時に、スープの酒粕の味を少し強く感じました。
この点は面白かったですね。。。
〆のちゃんぽん麺からアンコールの雑炊までフルコースで満腹、大満足。
私見ですが、特に相性が良かったと思う具は、舞茸、牛蒡、キャベツ、長ネギ。
参考にしてみて下さい。
鍋料理は一緒に食べる人同士がくつろぎ、心を通い合い親しくなれる、食卓に笑顔を届けてくれる料理だと言えます。
博多若杉のもつ鍋は、自分の家族へは勿論、気心知れた仲間との食事等にお勧めです。
既婚の殿方への助言ですが、自分の実家は嫁さんにとっては他人の家であり、気を使う場所です。
実家に帰省する際は、なるべく嫁さんが気を使わずに済む様、個人的には鍋などを手土産に持参する事をお勧めします。
また、家に同僚や部下を呼んで食事を振る舞う時なども、嫁さんの負担を減らすのに、鍋はお勧めです。
心も身体もポカポカになり、一家団欒を演出してくれる博多若杉のもつ鍋、お勧めです!!
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上記レビュー記事も参考にどうそ!
博多若杉の公式サイトはこちら↓↓